2010年3月1日月曜日

空間アート

さとうからの流れを受けまして。
先日、こばやしが行ってきましたベネッセハウスのお話をしようと思います。

ベネッセハウスとは、安藤忠雄さんが建築された美術館兼宿泊施設です。
ベネッセハウスのパーク棟にある一空間が、とても印象に残っております。
それは、とある写真家の方のスペースなんですが、
数枚の写真の配置と、そしてその空間に秘められた意味を知ったとき、
鳥肌がたちました。

ベネッセハウスの最大の魅力は、
安藤建築とさまざまなアート作品のコラボレーションだと私は思います。

そのコラボレーションは、どのようにして生まれたのか。
安藤さんの建築がまず最初にあって、そこにアーティストさんたちが
「俺の作品はここにこう置くから!」
「悪いけど、俺ここの窓に作品飾るから!日光はいってこなくなるから!」
というように、ばんばん設置していったそうです。
次々と出される突拍子もない提案に、安藤さんもたじたじだったそうです。

空間表現って、こういうことなのかしらと考えさせられました。

私たちわげものも、空間にも気を配った展示を目指します。
作品の展示や上映だけではなく、
お客様がいて、製作者本人がいて、関わってくれたすべての人がいて…
全部をひっくるめて、わげもの卒業制作展は完全体になるのです。
うん、がんばる。

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